<最近の動き(労務管理)>

所長の北澤です。暑い暑い夏の昨今ですね。
熱中症対策は室外だけに限らず、室内でも充分な対策をお取りになってください。
室内でも油断してエアコンなしで手作業をおやりになっていた方が
熱中症と思われる症状を発症したケースがありました。充分ご注意ください。
 
 さて、参議院選挙も終わり、8月1日より臨時国会が開会され、
労働基準法等の改訂案審議等が予測され、またしても大きな労働環境変更のうねりが

押し寄せるでしょう。

当事務所も常に法改正情報に注視しながら、時代を見据えた労務管理法等を
ご提案させていただくつもりです。
 

 6月29日に日本商工会議所から「人手不足等への対応に関する調査」が発表されました。
回答した2,405社のうち実に1,336社において「人材が不足している」状態にあり、
求む人材である「一定のキャリア積んだミドル人材」等を募集しつつも、
「女性活躍促進」や「65歳以降の雇用延長」に力を入れている事が伺えます。
人手不足を補うためにも「ICT(情報通信技術)」導入や「長時間労働削減」による
業務効率化や人材確保に向けた課題に対応する事により、
従来の労務管理とは一線を画した方向へ舵を切っていく必要性があると改めて感じております。

メンタルヘルス不調者対応基礎講座 第9回

青葉事務所のつぶやき

2019年

8月

08日

<今年度の最低賃金について>

所長の北澤です。

盛夏がやってまいりました。体調管理のために、熱中症対策、
適切な食事バランスと量、何よりも水分補給を怠らないようにしたいですね。
朝や夕方にランニングするにしても、朝ならば6時以前、夕方も19時以降ぐらいに
ならないと快適に走れないので、時間を有効に使う事が求められますね。
前日に深酒すると朝起きることができず、ランニングができないので、
そういった意味での体調管理が最近の私の課題です。

 

さて、7月31日に開催された第54回中央最低賃金審議会で、

今年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられました。

各都道府県の引上げ額の目安については、Aランク28円からDランク26円

まであります。静岡県はBランクとなり27円引き上げが目安として発表されました。
今後、各地方最低賃金審議会で、この答申を参考にしつつ、地域における

賃金実態調査や参考人の意見等も踏まえた調査審議の上、答申を行い、

各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することとなります。


決定されれば10月初旬ぐらいに改定されるでしょう。このままの答申単価で決定されれば
静岡県は885円(現在858円)となります。
今年度の目安が示した引上げ額の全国加重平均は27円(昨年度は26円)となり、
昭和53年度に目安制度が始まって以来最高額となります。
政府が以前より公言していた最低賃金時間給1000円が東京では実現します。
しかし、あがり幅を見ると、東京等は地方都市より多く、結果的に

「賃金が高い=首都圏」という事実が加速されていきます。


テレワークの広がり等で、何処にいても仕事ができるような環境が整えられつつありますが、
結果として首都圏集中を招く可能性が高まる最低賃金の改訂方法は一考に値するものと思います。

〒421-0113 静岡市駿河区下川原4丁目6-9
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所長 北澤哲也:

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事務員(看板妻) 北澤宏美 、永島あかね

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青葉社会保険労務士事務所