所長の北澤です。平成29年度もスタートして1か月経過しました。
静岡労働局(労働基準監督署とハローワークの元締め)より今年度の行政運営方針が
発表されており、3つの最重点課題をご紹介します。
①働き方改革の一層の推進 ②総合的な人材確保対策の推進 ③長時間労働の是正
ここ数年の世の流れを考えると自ずと行き着く課題と言えると考えます。
特に労働基準監督署が担当する「長時間労働の是正」に関しては「1か月当たり80時間を超える時間外労働・休日労働」が行われていると考えられる事業場に対して、
徹底した監督指導を実施すると謳っております。
労働の全てが時間で計れるとも思いませんが、昨年以降、顕在化してきた長時間労働問題が
クローズアップされている現在では注目度は高まる一方であり、対策は急務と言えます。
また一般的に「五月病」といわれるものは、一概に病と言えるものではありませんが、
決して軽視できるものでもありません。新入社員だけが当てはまる事でもなく、
部署の配置換えされた方、昇進等役割が変わった方もあり得ますし、
通常の仕事内容が変わっていなくても、家族の事情によって生活が大きく変わった方も
当てはまる事です。
GW明けは従業員一人一人に声掛けする等、コミュニケーションを密に取り、
必要なケアを心掛けたいですね。
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