<価値観について>

所長の北澤です。私が師事する研修講師であり、社会保険労務士である藤咲徳朗先生に
お聞きした話をご紹介いたします。

 

「ある農夫の1日」
ある農夫が、朝早く起きて畑を耕そうとした。ところがトラクターの燃料が切れていたので
近くまで買いに行ってきた。途中でブタの餌をやっていないことを思い出して
納屋に餌を取りに行った。すると、ジャガイモが発芽しているのを発見した。
これはいけないと思い、ジャガイモの芽をとっているうちに暖炉の薪が無くなっていることを
思い出して薪小屋へ足を運んだ。薪を持って母屋へ向かっていると、ニワトリの様子が変で

ある。どうも病気にかかったらしい。とりあえず応急処置を施して、薪を持って母屋にたどり着いた頃、日がトップリ暮れていた。農夫はヤレヤレ何かとせわしい一日であったと思いながら、
一番大切な畑を耕すことができなかったことに気がついたのは床に入ってからであった。

 

皆さんはこの話にどんな意味を感じますか?
「計画性をもって行動することが大事である」でしょうか?
それとも「臨機応変の大事さ」でしょうか?私はどちらの意味も感じ得ました。
必ずしも一つの価値観だけで人間は動くものではありません。人間は多様な価値観があります。
チーム等で同じ価値観で仕事を行うためには、1つになる大切さを従業員に説いていくと共に、
従業員同士の多様な価値観も理解し、尊重する姿勢が求められると感じます。
その価値観の「認め合い」が従業員同士、会社と従業員、相互のコミュニケーションアップに

つながり、ハラスメント防止の考え方に繋がると考えます。

メンタルヘルス不調者対応基礎講座 第9回

青葉事務所のつぶやき

2019年

8月

08日

<今年度の最低賃金について>

所長の北澤です。

盛夏がやってまいりました。体調管理のために、熱中症対策、
適切な食事バランスと量、何よりも水分補給を怠らないようにしたいですね。
朝や夕方にランニングするにしても、朝ならば6時以前、夕方も19時以降ぐらいに
ならないと快適に走れないので、時間を有効に使う事が求められますね。
前日に深酒すると朝起きることができず、ランニングができないので、
そういった意味での体調管理が最近の私の課題です。

 

さて、7月31日に開催された第54回中央最低賃金審議会で、

今年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられました。

各都道府県の引上げ額の目安については、Aランク28円からDランク26円

まであります。静岡県はBランクとなり27円引き上げが目安として発表されました。
今後、各地方最低賃金審議会で、この答申を参考にしつつ、地域における

賃金実態調査や参考人の意見等も踏まえた調査審議の上、答申を行い、

各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することとなります。


決定されれば10月初旬ぐらいに改定されるでしょう。このままの答申単価で決定されれば
静岡県は885円(現在858円)となります。
今年度の目安が示した引上げ額の全国加重平均は27円(昨年度は26円)となり、
昭和53年度に目安制度が始まって以来最高額となります。
政府が以前より公言していた最低賃金時間給1000円が東京では実現します。
しかし、あがり幅を見ると、東京等は地方都市より多く、結果的に

「賃金が高い=首都圏」という事実が加速されていきます。


テレワークの広がり等で、何処にいても仕事ができるような環境が整えられつつありますが、
結果として首都圏集中を招く可能性が高まる最低賃金の改訂方法は一考に値するものと思います。

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青葉社会保険労務士事務所